ロンドン大学の「英語音声学夏期講座」が今年も開催されることになりました。今年は、過去3年とは異なり、前半の一週間はオンラインで、後半の一週間はロンドンでの実地参加方式というフォーマットです。"SCEP 2024 will be a 5-day online VSCEP 12-16 August followed by an optional second week live at UCL 19-23 August for those who are able to join us in person for further work" (UCL Twitter より)
オンライン講座である VSCEP には既に3回参加したので、今回はもう見送ろうと当初は考えていたのですが、参加する度に新たな学びがあったので、結局、今回もリピーター割引がある締め切りの直前で申し込みました。受講料は£329で、為替レートは約203円だったので、約67,000円の受講料となりました。去年は£319(約53,000円、為替レート166円)だったので、14,000円の値上がりです。インフレ、かつ、2割の円安なので仕方がありません。
今年の目玉はやはり第二週に予定されている実地参加の講座でしょう。以下がその日程です:
毎日の Lecuture は、イントネーションやリズムといったプロソディー関連の講義に重点が置かれているようで、大変興味をそそられます。講師と少人数の受講者の間で行われる Practical Class も連日2コマずつ設けられており、実技の習得にも配慮されているようです。後半スケジュールにも参加したいのは山々ですが、如何せん、費用を考えると残念ながら、見送るざるを得ません。受講料9万円、航空券30万円前後、宿泊料15万円、食費他20万としても、計80万円程度はかかるのではないでしょうか。
「ふらんすへ行きたしと思へども、ふらんすはあまりに遠し」という句がありますが、さながら、「ろんどんへ行きたしと思へども、ろんどんはあまりに遠し」といったところです(泣)。
講座終了後、一定期間が経てば、もしかしたら、YouTube サイト "English Phonetics Archive" に講義の様子がアップされるかもしれないので、それを期待したいと思います。
以下、記録として募集要領などを貼っておきます:
参考図書と言えば、レッスンでも使っている "English Phonetics and Pronunciation Practice" の 2nd Edition が6月中旬に発売されるので、注文しておきました。疑問点があれば、講座の講師に質問できるよう、講座が始まるまでに目を通しておきたいと思います。円安の影響は専門書籍の価格にもはっきりと表れており、この本も 7,675円と懐に響きます。
(7月3日に講座のサイトを覗いてみると、第2週の対面方式の講座は、既に定員に達していました。)
(7月23日の講座サイトを覗いてみると、第1週のオンライン講座も定員に達していました。)
今年の講師メンバー
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